https://www.youtube.com/watch?v=_Ax4vNeJ1Ic
00:00 オープニング
00:19 1.新規レベルの作成↓
00:45 2.ライトの種類↓
00:47 2-1.Directional Light↓
02:10 2-2.Point Light↓
02:47 2-3.Spot Light↓
03:46 2-4.Rect Light（矩形ライト）↓
04:46 2-5.Sky Light↓
07:31 3.可動性（Static、Stationary、Movable）↓
08:38 4.ライティングの再ビルド↓
09:33 ライトの種類とそれに伴うメリット↓
10:27 エンディング
1.新規レベルの作成 00:19 
新規レベルを作成します。
ファイル ＞ 新規レベル ＞ 空のレベルを選択します。
Empty Level はアセットが入っていない完全に空のレベルです。
アクタを配置パネル ＞ Geometryタブより、Boxをドラッグアンドドロップします。
Locationをリセットします。
Scaleを「8.0 : 8.0 : 0.1」にします。
ファイル ＞ 新規レベル ＞ 空のレベルを選択します。
Empty Level はアセットが入っていない完全に空のレベルです。
アクタを配置パネル ＞ Geometryタブより、Boxをドラッグアンドドロップします。
Locationをリセットします。
Scaleを「8.0 : 8.0 : 0.1」にします。
2.ライトの種類 00:45
2-1.Directional Light 00:47
アクタを配置 ＞ ライトタブより、Directional Lightをドラッグアンドドロップします。
適当にアクターを配置します。
レベルに配置したアクターが、太陽が照らしているかのように見えます。
Directional Lightは、はるか遠くにある光源から放出されるライトをシミュレートします。
つまりこのライトからキャストされるシャドウは全て平行になるため、太陽光をシミュレーションできます。
詳細パネル＞ライトカテゴリー＞Intensity
- Intensity：明るさ、光からの最大照度（ルクス）
詳細パネル＞ライトカテゴリー＞Light Color
- Light Color：ライトの色合い、ライトのフィルターカラー、ライトの強度を変更することができます。
光がどの方向から照らしているのかといった情報は、
配置したDirectional Lightの回転によって、コントロールすることができます。
リアルタイムにDirectional Lightの方向を動かすと、光が照らす方向が変わるので、影や光が当たっている位置が変化します。
2-2.Point Light 02:10
アクタを配置 ＞ ライトタブより、Point Lightをドラッグアンドドロップします。
Sphere状の範囲にライトを照らすことができます。
詳細パネル＞ライトカテゴリー＞Attenuation Radius
- Attenuation Radius：ライトの目に見える影響の境界、視覚的な境界ですね。
2-3.Spot Light 02:47
アクタを配置 ＞ ライトタブより、Spot Lightをドラッグアンドドロップします。
Spot Lightは、円錐状の範囲にライトを照らすことができます。
詳細パネル＞ライトカテゴリー＞Attenuation Radius
- Spot Light Attenuation Radius：ライトの目に見える影響の境界。（視覚的な境界）
Inner Cone Angle（内側の円錐角度）とOuter Cone Angle（外側の円錐角度）照射範囲を調整することができます。
Inner Cone Angle（内側の円錐角度）内でライトは最大の明るさです。
Inner Cone Angle（内側の円錐角度）からOuter Cone Angle（外側の円錐角度）間ではライトは減衰していきます。
2-4.Rect Light（矩形ライト） 03:46
アクタを配置 ＞ ライトタブより、Rect Lightをドラッグアンドドロップします。
Rect Light（矩形ライト）は、幅と高さが定義された矩形平面（長方形）から光を放射するライトです。
例えば、建物の窓、テレビやモニターの画面、天井の照明器具、壁に取り付けられた燭台などの光源として使われます。
- Source Widthで幅を変更できます。
- Source Heightで高さを変更できます。
他のライトに比べて処理が重いですので、使いすぎには注意が必要です。
静的ライトとしてのエミッシブマテリアルで代用するってのもありかもしれません。
エミッシブマテリアルは、表面の輝度はライティングをシーンにベイクするために使用されます。
2-5.Sky Light 04:46
アクタを配置 ＞ ライトタブより、Sky Lightをドラッグアンドドロップします。
Sky Lightはレベルの遠い部分をキャプチャし、それをライトとしてシーンに適用します。
つまり、空の外観と一致することを意味しています。
ライトの情報は、詳細パネルのパラメータで設定することができますが、
Cubemapを使って設定することもできます。
詳細パネル＞ライトカテゴリー＞ Source TypeをSLS Specified Cubemapにします。
Source Typeは、光源を遠くのシーンをキャプチャして光源として使用するか、特定のキューブマップを使用するかを設定します。
SLS Captured Scene(SkyLight 撮影されたシーン)：キャプチャしたシーンからスカイライトを構築。
SLS Specified Cubemap(SkyLight 指定のキューブマップ)：指定したキューブマップからスカイライトを構築。
Cubemapって？
キューブマップは、環境マッピングの一種です。
距離感のある景色をパノラマ式テクスチャにマッピングする方法です。
具体的には、空や周囲の環境などを、6つの画像で構成されたキューブの内側の面にマッピングします。
6つの画像とは、
ワールド軸の各方向（上、下、左、右、前、後）のことです。
360度方向の光の情報を持ったテクスチャってことですね。
キューブマップは、この景観を表す正方形の6つの面で構成されています。
3D環境でリアルな反射や環境光をシミュレートする際によく使用されます。
このCubemapの光の情報をSky Lightを通してレベル上に反映することができます。
Cubemapを選択します。
光の表現が変わりましたね。
Cubemapは、エンジンフォルダ内にたくさんあります。
エンジンフォルダの表示方法は、
コンテンツブラウザの設定をクリックします。
「エンジンのコンテンツを表示」を有効にします。
コンテンツブラウザにエンジンフォルダが追加されます。
室内など暗い箇所の方が分かりやすいかもしれません。
3.可動性（Static、Stationary、Movable） 07:31
▼ライティングには、
- ライトの状態をリアルタイムで変化させるものと
- 焼き込み（ベイク）するもの
▼リアルタイムライティングのメリットは、
- キャラクターなど動くものにライトを照らした場合、リアルタイムにライトの影響（光や影）を反映することができます。
▼ベイクライティングのメリットは、
- リアルタイムでライトの計算をしないのでパフォーマンスが軽くなります。
- 事前に用意することになるので、映像クオリティが上がります。
�．好織謄�ック（静的、Static):
レベル上でライティングの構築を行った際に、ライト情報がライトマップにベイクされます。
ゲーム実行時には変更できません。
�▲好謄ぅ轡腑淵蝓�(固定、Stationary):
レベル上でライティングの構築を行った際に、間接照明だけがライトマップにベイクされます。
直接ライティングはゲーム実行時に動的に計算されます。
色や強度をゲーム実行時に変更できます。
��ムーバブル(可動、Movable):
ライトマップにベイクされません。
ライトのすべての特性がゲーム実行時に動的に計算されます。
正確なシャドウを捉えることができますが、レンダリングが遅くなることがあります。
4.ライティングの再ビルド 08:38
例えば、Directional Lightをレベルに配置した時などに、
「ライティングを再ビルドする必要があります。」という赤い表示が出ることがあります。
上部メニューバー＞ビルド＞ライティングのみをビルドをクリックします。
ライティングのみ事前計算することができます。
そうすることで赤い表示を消すことができます。
ライティングの品質を指定することができます。
上部メニューバー＞ビルド＞ライティングの品質で指定します。
品質には、プロダクション、高、中、プレビューの4つがあります。
Production - 時間はかかりますが、とてもきれいな外観です。
High -少し時間がかかりますが、きれいな外観です。
Medium - 計算に多少時間がかかります。良い外観です。
Preview - すぐに完了します。全体的な感じはつかめます。
Productionは、最高品質のライティングです。
計算時間が最も長くなり、ゲームのビルドにかかる時間も長くなります。
レベルの作成時はMediumもしくはPreviewにして、最終パスの段階で [Production] に切り替えることをお勧めします。
「ライティングを再ビルドする必要があります。」という赤い表示が出ることがあります。
上部メニューバー＞ビルド＞ライティングのみをビルドをクリックします。
ライティングのみ事前計算することができます。
そうすることで赤い表示を消すことができます。
ライティングの品質を指定することができます。
上部メニューバー＞ビルド＞ライティングの品質で指定します。
品質には、プロダクション、高、中、プレビューの4つがあります。
Production - 時間はかかりますが、とてもきれいな外観です。
High -少し時間がかかりますが、きれいな外観です。
Medium - 計算に多少時間がかかります。良い外観です。
Preview - すぐに完了します。全体的な感じはつかめます。
Productionは、最高品質のライティングです。
計算時間が最も長くなり、ゲームのビルドにかかる時間も長くなります。
レベルの作成時はMediumもしくはPreviewにして、最終パスの段階で [Production] に切り替えることをお勧めします。
ライトの種類とそれに伴うメリット 09:33
▼Directional Light（ディレクショナル ライト）:
- 主要な屋外ライティングに適しています。
- 遠く離れた距離から光を投射する必要がある場合に使用します。
- Sky Lightと組み合わせて、広大な屋外空間や室内の開口部からのライティングにも適しています。
▼Point Light（ポイント ライト）:
- 電球のように動作し、全方向に光を放射します。
- 局所的な領域をライティングするのに適しています。
▼Spot Light（スポット ライト）:
- 一連の円錐によって限定された方向に光を放射します。
- 特定の場所を強調したり、照明効果を追加したりするのに適しています。
▼Rect Light（矩形ライト）:
- 矩形サーフェスから一方向に光を放射します。
- 特定の形状やアーキテクチャをライティングするのに適しています。
▼Sky Light（スカイ ライト）:
- シーンの背景をキャプチャして、レベルのジオメトリに適用します。
- 室内のライティングやシャドウイングを作成するのに役立ちます。
- カテゴリ：
- ゲーム
- Unreal Engine
